『Dr.アシュラ』は全何話？最終回までの放送スケジュールと注目エピソードまとめ

「命を救うことに、理由なんていらない」——そう言い切れる人が、この世界に何人いるだろうか。

2025年春、フジテレビ系で放送中の医療ドラマ『Dr.アシュラ』。主演は松本若菜。演じるのは、どんな修羅場にも飛び込み、どんな患者も決して見捨てない救命医・杏野朱羅（アシュラ）。

毎話、「命とは何か」「正義とは何か」を突きつけられるような濃密なエピソードが話題を呼び、SNSでも「感情が追いつかない」「泣かされた」と多くの声が寄せられています。

この記事では、そんな『Dr.アシュラ』が全何話なのか、最終回はいつなのかといった基本情報を整理しつつ、見逃せない注目エピソードも振り返ります。

「途中から観たけど間に合う？」「今からでも追いつける？」そんなあなたのためのガイドです。

『Dr.アシュラ』は全何話？放送スケジュール一覧

『Dr.アシュラ』は、2025年4月16日（水）からフジテレビ系で毎週水曜22時に放送されている連続ドラマです。

公式情報によれば、全10話構成で物語は完結する予定。医療ドラマにありがちな長期シリーズではなく、一話一話に濃密なメッセージを込めた構成になっています。

そのため、どこか1話でも見逃すと、朱羅たちの選択と信念の深さを見落としてしまうかもしれません。

最終回の放送は2025年6月18日（水）を予定しています。

毎週欠かさず放送されれば、ちょうど10話目がこの日にあたります。最終回では、朱羅の過去と師匠・多聞の決着、そして帝釈総合病院をめぐる大きな決断が描かれると予想されています。

今からでもFODやTVerなどの見逃し配信を利用すれば、すべてのエピソードに追いつくことが可能です。

初期研修医・薬師寺保が配属されたその夜、病院に運び込まれたのは銃創を負ったヤクザと心肺停止の一般人。誰もが治療をためらう中、迷わず現場に飛び込んだのが杏野朱羅でした。

「命にランクなんてない」——その信念とスキルで、彼女は2人の命を同時に救い出します。医療ドラマとしての迫力と、人間としての覚悟が凝縮されたスタート回。

天才バイオリニスト・里穂は、手術で右手を失うかもしれないと知り、命を救うことよりも音楽を選ぼうとします。そんな彼女に寄り添う朱羅は、彼女自身が「生きたい」と思える未来を探し始めます。

手術は成功したものの、退院直後に交通事故という悲劇が起き、彼女の右腕は深刻な状態に——。救命医・朱羅と形成外科医・ナオミの2人が命と希望を賭けた同時オペに挑みます。

命を救ったあとに突きつけられる「その後」まで描かれるのが、このドラマの奥深さ。

朱羅がなぜ「命を選ぶ医者」になったのか——その背景にあるのが、かつて彼女のすべてを変えた恩師・多聞真の存在です。

第2話のラストで帰国を果たした多聞は、帝釈総合病院の救急科を「閉鎖すべき」と宣告。朱羅が救命医として貫いてきた信念が、根本から揺さぶられる展開へ。

「正しさ」と「現実」のはざまで、彼女はどんな選択をするのか。朱羅の過去と未来が交差する、ドラマの中核といえるエピソードです。

原作漫画『Dr.アシュラ』は全3巻で完結しており、ドラマはそのエッセンスを活かしつつも大胆なオリジナル展開を加えています。

チーム医療を描くにあたっての人間模様や、形成外科医ナオミとの関係、病院の経営問題など、ドラマならではのリアリティが息づいています。

「正しさ」は一つじゃない。「救う」とはどういうことなのか——視聴者に問い続けるドラマです。

リアルタイムで観られなかった方には、FOD（フジテレビオンデマンド）とTVerでの見逃し配信がおすすめです。

特にFODでは、未公開映像や撮影の裏話が楽しめる特典コンテンツもあるため、より深く作品を楽しみたい方にはピッタリ。

地上波での再放送情報は公式サイトやSNSで随時告知されるので、そちらもこまめにチェックしましょう。

『Dr.アシュラ』は放送後、X（旧Twitter）やInstagramでの考察や感想が非常に活発です。

「#Drアシュラ」のハッシュタグをフォローすれば、他の視聴者の熱量や気づきを共有でき、物語の深みがさらに広がります。

「観るだけでなく“語るドラマ”」としても注目されている本作。SNSの活用で、あなたの感想も誰かの共感に変わるかもしれません。

『Dr.アシュラ』は、単なる医療ドラマではありません。命の重みと、それに向き合う人間の覚悟を描いた魂の物語です。

主人公・朱羅の信念は、時に周囲との衝突を生みながらも、「命を救う」というたった一つの軸を貫いてきました。

最終回に向けて、彼女が下す決断は、きっと私たち視聴者にも「自分ならどうするか？」という問いを投げかけるはずです。

全10話、最終話まであとわずか。命の選択、その結末を、ぜひ見届けてください。