「最近よく聞く『罵倒村』って、なにそれ?」
芸人が罵倒される村?怒ったら脱落?
そんな不思議すぎる設定に、戸惑いつつも気になってしまった人は多いはず。
本記事では、Netflixで配信が始まった過激バラエティ『罵倒村』について徹底解説。
配信日、出演者、ロケ地、見どころまで、「とりあえず概要だけ知りたい」という人にもわかりやすくまとめました。
「笑っちゃいけない」じゃなくて「怒っちゃいけない」
—そんな前代未聞のルールの中、芸人たちが罵声に耐える地獄のサバイバル。
クセ強すぎる世界観と、笑いと怒りの境界線を行き来するリアクション劇。
「笑えるはずなのに、なぜか胸がざわつく」
そんな異常なバラエティ体験が、いま話題を呼んでいます。
『罵倒村』とは?話題のバラエティ企画の正体
罵倒村の基本情報と企画内容
『罵倒村』は、佐久間宣行プロデュースのYouTubeチャンネル「NOBROCK TV」発の人気企画をNetflix用にスケールアップしたオリジナルバラエティです。
舞台は、村人全員が口を開けば「罵倒」してくるという架空の村。
そこに送り込まれた芸人たちは、どれだけ挑発されても「怒ったら即脱落」というルールのもと、リアクションを必死に抑えながら罵詈雑言に耐え抜くことを求められます。
この企画の本質は、ただのドッキリや罰ゲームではありません。
芸人たちが見せる「怒りとの葛藤」「耐える姿の滑稽さ」にこそ、笑いの妙味があります。
YouTube版との違いと進化ポイント
元々は「NOBROCK TV」で公開され、再生回数1500万回超を記録したバズ企画。
今回のNetflix版では、村のスケールや演出が大幅に強化され、より没入感ある「地獄村体験」が味わえるように。
セットは本物の山奥に設置され、演者も芸人に加えて俳優・アイドル・コスプレイヤーなど多彩に。
「エンタメ」と「社会実験」の境界線を攻める、新時代のリアリティショーに仕上がっています。
Netflixでの配信情報|いつから?どこで見れる?
配信日と再生時間の詳細
『罵倒村』は2025年5月13日(火)午前0時より、Netflixで独占配信されています。
配信時間は約114分で、一気見できるスペシャル構成。
通常、Netflixオリジナル作品は日本時間の午前0時に公開されるため、日付が変わった瞬間から視聴可能となりました。
SNSでは深夜からの“罵倒祭り”に参加する視聴者の熱狂が話題に。
視聴方法と注意点
視聴にはNetflixの会員登録が必要です。
地上波や他のサブスク(TVer、Amazon Prime、Huluなど)では視聴できません。
また、コンプラギリギリの表現や過激な罵倒シーンが多いため、
視聴年齢に関しては保護者の注意が必要です(Netflixでは年齢制限付き作品として配信)。
とはいえ、「笑えるのに、倫理観がザワつく」という背徳感を含んだエンタメが、
『罵倒村』の最大の魅力なのです。
出演者一覧と注目キャストを紹介
芸人チームのリアクションに注目
『罵倒村』の魅力は何と言っても、芸人たちの“怒りをこらえる顔”。
一言一言が心をえぐる罵倒に対し、ツッコミたい衝動をどう抑えるか。
その表情の揺れや沈黙のリアクションが視聴者の笑いを誘います。
出演芸人のラインナップはこちら:
- 渡部建(アンジャッシュ)
- 渡辺隆(錦鯉)
- 津田篤宏(ダイアン)
- 長谷川忍(シソンヌ)
- 屋敷裕政(ニューヨーク)
- 高野正成(きしたかの)
- すがちゃん最高No.1(ぱーてぃーちゃん)
東野幸治がMCとして参加し、村の“外”から冷静に状況を観察する立場で進行。
まるで『水曜日のダウンタウン』的な“狂気の観察者”ポジションが効いています。
村人キャストはまさかの豪華布陣!
罵倒する側=村人役として出演するのは、俳優・芸人・アイドル・文化人まで入り混じる多彩なキャスト。
たとえば:
- 西野亮廣(キングコング)
- 久保田かずのぶ(とろサーモン)
- サーヤ&ニシダ(ラランド)
- みりちゃむ、堀未央奈、加護亜依、立野沙紀などの個性派女性陣
- 笠松将、古田新太、髙嶋政宏といった実力派俳優まで
ただのコントでは終わらない“本気の罵倒芝居”に、演技力も問われる構成。
特に桃月なしこ演じる村長の娘や、立野沙紀演じる診療所の看護師は、ネット上でも“推しキャラ”扱いされるほど人気を集めています。
撮影ロケ地はどこ?罵倒村の舞台裏
キャンプ場や学校跡地などリアルなセット
『罵倒村』は、ただのスタジオ撮影ではありません。
実在の施設をフル活用したロケ形式が、あの異様な臨場感を生み出しています。
メインの撮影地は神奈川県相模原市の「桐花園キャンプ場」。
自然に囲まれた山奥にありながら、バンガローやコテージ、グラウンドも完備されたロケーション。
村の中心地や広場、宿泊施設などがここで撮影されており、実際に“住めそう”なリアリティがあります。
相模原・藤野町が“罵倒の聖地”に
また、作中で“カルト村”のような雰囲気を醸す神殿的な施設は、神奈川県藤野町の「旧牧郷小学校(牧郷ラボ)」で撮影。
ここでは西野亮廣が教祖のように登場するシーンや、村のセレモニー風イベントなどが行われ、異様さに拍車をかけています。
“撮影セット感”を極力排したこのリアルさが、
視聴者の“見てはいけないものを見てしまった”感覚を刺激しているのです。
罵倒村がウケている理由|怒りと笑いのバランス
コンプライアンスギリギリの演出
現代のテレビやネット番組では、炎上を避けるために“尖った笑い”が減りつつあります。
そんな時代にあえて挑んだのが『罵倒村』。
「芸人が罵倒される」という設定は、視聴者の倫理感を試すような危うさを孕みながらも、
そこに明確なルール(怒ったら負け)があることで、リアクション芸としての正当性を確立しています。
演出は過激でも、“笑いの土台がしっかりしている”からこそ、多くの視聴者に受け入れられているのです。
“キレたら負け”という心理ゲーム
芸人たちは、ただ罵倒されるだけでなく、自分自身の怒りをコントロールするゲームを強いられます。
目の前で浴びせられる暴言、突如始まる理不尽な罰ゲーム、プライドをくすぐる挑発——
その中でどれだけ「プロとしての顔」を保てるかが見どころ。
視聴者はその葛藤を通して、「笑っていいのか?」という自分自身の感情にも向き合わされる。
まるで心理戦を眺めるようなスリルと、感情の揺さぶりがクセになるのです。
まとめ|罵倒村は“笑いの耐久戦”だった
『罵倒村』は、ただのバラエティではありません。
芸人たちが怒りに耐える姿を通して、「笑いとは何か」「感情をどうコントロールするか」を問う、ある種の心理実験でもあります。
コンプラ全盛の時代に逆行するような挑戦的な構成、
芸人と俳優のガチンコ対決、リアルすぎる村の空気感——
視聴者の心をざわつかせながらも、“笑ってしまう”という快楽を否応なく味わわせるこの作品は、
まさに「笑いの耐久戦」と呼ぶにふさわしい。
Netflixでしか見られないこの異常な空間、
あなたも一度、覗いてみませんか?
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