白石聖が“クソ野郎”発言！？バラエティ番組で語った爆笑エピソードとは

テレビや雑誌で見る白石聖は、どこか近寄りがたいほど整った顔立ちと、透明感のある雰囲気が印象的です。でも、そんな“完璧なヒロイン像”を一瞬で裏切ってくれるのが、彼女の飾らない素顔。

2023年春、とあるバラエティ番組で飛び出した「クソ野郎」発言。あの言葉に、驚いた人もいれば、笑った人も、むしろ彼女をもっと好きになった人も多かったのではないでしょうか。

なぜ彼女はそんな強烈な言葉を口にしたのか？その裏にある背景と、白石聖という人間の“ちょっと不器用な愛おしさ”に迫ってみたいと思います。

白石聖が“クソ野郎”と発言した番組とは？

白石聖が「クソ野郎」と発言したのは、2023年4月3日にフジテレビ系で放送された特番『川島明の芸能界（秘）通信簿 3時間SP』でのこと。
番組内で「芸能界でのしくじりエピソード」をテーマにしたトークの中、彼女は“ある日マネージャーと大喧嘩してしまった”という実体験を語りました。

その喧嘩のあと、怒りをどこにぶつけたらいいかわからなかった白石さんは、マネージャーのLINEの登録名を一時的に「クソ野郎」に変更してしまったそうです。
しかしその後、やり取りの中でスクリーンショットを撮影した際に、その名前が画面に映り込み…あえなく本人にバレるという事態に。

「その日の夜、“名前、変えてもらえますか？”ってLINEが来て…」と、顔を赤らめながら語る姿に、スタジオは爆笑とほっこりの空気に包まれました。

番組内で白石さんは、「もちろん私が悪いんです」と前置きしながら、当時の自分の感情を丁寧に語りました。
「ここまで言われる必要ある？って思って…でも、それをぶつける場所もなくて。じゃあもう、名前だけでも…って」。

一見過激な行動も、その背景には“行き場のないモヤモヤ”がありました。まるで思春期のような、不器用な反抗。でもそこにあるのは、ただ「分かってほしい」という小さなSOSだったのかもしれません。

その後、スクリーンショットで登録名がバレてしまい、マネージャーからは静かに「名前、変えてもらえますか？」とLINEが届きます。
「めちゃくちゃ申し訳なくなって、すぐ謝りました」と、彼女は反省を込めて語りました。

今ではその一件も笑い話になっているようで、「あれで逆に距離が縮まった気がする」とも。
衝突もあるけれど、だからこそ築ける信頼関係——それが、白石聖の“裏側”にはあるのです。

「全部思ったこと言っちゃうタイプなんです」と語る白石聖。
本人も「悪い癖」と自嘲するこの性格こそが、実は多くの人の共感を呼んでいます。

芸能界では、好感度を守るために“本音”を出さないのが常識。でも白石さんは、バラエティで失敗談を話すときも、舞台裏のトラブルを語るときも、どこか誠実で、言い訳がましくない。

それが、「毒舌に聞こえても、なんか憎めないよね」と思わせてくれる理由なのかもしれません。

今回の「クソ野郎」エピソードも、SNSでは「天然すぎる」「どこまで本気かわからんけど最高」と大きな話題に。
ある意味、狙っても出せない“ゆるい爆弾発言”に、バラエティのプロたちもニヤリとしたことでしょう。

本人はいたって真剣、でも見ている側は思わず笑ってしまう——そんな絶妙な空気感が、白石聖という女優を“ただの美人枠”で終わらせない理由なのです。

白石聖の「クソ野郎」発言は、単なる失言ではありませんでした。そこには、若さゆえの未熟さも、信頼関係ゆえの甘えも、そしてなにより“素直に生きている人間”としての誠実さが詰まっていました。

彼女が語る“恥ずかしい過去”に、私たちが笑いながらも少し胸を打たれるのは、誰もがそんな感情をどこかに抱えて生きているからかもしれません。

完璧じゃない。むしろ、ちょっと不器用。でもだからこそ惹かれる。
白石聖の魅力は、その“余白”にこそあるのだと、このエピソードは教えてくれます。

これからもバラエティでの“うっかり爆弾”を楽しみにしつつ、彼女のさらなる活躍を見守っていきたいですね。